社会福祉法人 天心報恩会の別所保育園様・引野乳児保育園様

社会福祉法人 天心報恩会の別所保育園様引野乳児保育園様にて平成30年度、年間でチームビルディング研修を実施させていただきました。今年度のサポートが全て終了したので、別所保育園園長の山本先生にインタビューをさせていただきました。

チームビルディング研修に期待していたことは何ですか?

大きく2つの期待がありました。1つ目は「チーム力をさらに身につけてほしい」ということ、2つ目は「一人ひとりがより主体的に動けるようになってほしい」ということです。

体験型の研修と伺ったので、この2つの期待に合うのではないかと思って依頼をすることにしました。

研修の中で印象に残っている場面はありますか?

全体としては職員の笑顔が絶えず、研修をとても楽しんでやっているなという印象を持ちました。

また、「普段しゃべらない職員がしゃべっている」というのが驚きでした。「こんな意見を出せるんだ」と思いましたね。

研修以来、業務の中でも1年目の職員が経験年数にとらわれずに話をするようになりましたね。それが特に印象に残っています。

実際、1年間の研修を通じて、どんな変化がありましたか?

私は、子どもが主体的になるには、大人がまず主体的に動く必要があると思っています。

そのためには保育士一人ひとりが保育をもっとドキドキ・ワクワクしながらやってほしいと思っています。

実際、この1年を通じて明らかに違うことは、職員同士の意思疎通が以前よりも出来てきたということです。

ちょっとした連絡や相談が自然と生まれるようになったり、クラス毎でコーナー遊びについて会議をしたり、主体的に集まるようになりました。

また、前回の研修で行ったKPT(※1)で決めた「5分間ミーティング」を、しっかりと時間を確保して継続して実践しているようです。

先日、職員に「実践してるの?」と尋ねたところ、「してますよー!」と返ってきました(笑) 言葉にしたことを確実に実践している姿は頼もしく思います。

最後に、山本先生が職員一人ひとりに対して、こんな環境の中で働いてほしい」という想いを教えてください。

そうですね。みんなが保育士として専門性を持って、働きがいがある環境でありたいと思っています。

職員の多くが子育て世代なので、家庭に帰れば、自分の子どもと接しています。
それでも、仕事では、この幼児期の成長を楽しみ、関わってもらいたいです。なにより、「ここは、自分たちの職場なんだ」という意識を持ってもらいたいと思っていますし、それを職員には伝えています。

どんな時に、伝えているんですか?

職員会議の時は、毎回言うようにしています。これからの日本は今のままいくと少子高齢化で、子どもたちの数が減り、保育園も減っていくでしょう。地方では、だんだんと定員割れが起き始めている中で、今うちの園が定員数いっぱいになっているのは、間違いなく先生たちのおかげです。

その先生たちが、ここで働いていることに誇りを持ってほしいですし、「自分たちの職場」という意識で仕事をしていただき、さらには質の高い保育を目指してもらいたいと思っています。

今年、別所保育園では退職者も0名で、この1年でとても良い雰囲気になったので、これからの1年は、どうやったら、保育士が保育をもっとドキドキ・ワクワクやっていけるか、深める1年にしていきたいと思っています。

〜〜山本先生、ありがとうございました。
引き続き、来年度(平成31年度)も実施させていただくこととなりました。来年度もよろしくお願いいたします。

KPTとは、もともとシステム開発の世界で使われていたもので、これまでの仕事や活動内容を「Keep(成果が出ているので継続すること)」「Problem(問題があり改善が必要なこと)」「Try(新しく取り組むべきこと)」の順に検討し、今後のアクションを決めるというやり方です。それぞれの頭文字をとって「KPT」と呼ばれています。

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